珈琲と言葉

珈琲が時間を紡いでくれる(喫茶葦島)

コーヒーの味はコーヒーによって呼び出される幻想曲の味であって、それを呼び出すためにはやはり適当な伴奏もしくは前奏が必要であるらしい(寺田寅彦)

しかし自分がコーヒーを飲むのは、どうもコーヒーを飲むためにコーヒーを飲むのではないように思われる(寺田寅彦)

「これはコオヒや紅茶でもおなじでしょうが、点てた茶のかおりや味には、点てた人の人がら、心がらも出ます。」  (川端康成)