*下記の文章は、喫茶葦島16周年に寄せて全スタッフに向けて同報したものです。ご一読いただければ幸いです。
本店である喫茶葦島は、先日の5月15日に開業16周年を迎えました。
日頃より共に働いてくださっている皆さんには、心より感謝しております。
本当にありがとうございます。
これまで、私が葦島をつくった本当の動機について、皆さんに詳しくお伝えする機会はあまりありませんでした。
そこで今回は、なぜ私が葦島を起業したのか、そのそもそもの理由についてお話ししたいと思います。
端的に言えば、それは「争いのない世界を実現するために、まずは自分の周りから整えていく。そのために、自分にできることから始める」という思いからでした。
この理由をはっきりと聞くのは、初めての方が多いと思います。
ただ、長年一緒に活動してくれている人たちには、どこかで感じ取ってもらえていたのではないかと思います。
16年以上前、争いのない世界を実現するために、自分にできることは何か。
そのことを真剣に考え抜いた末に出した答えが、「喫茶葦島」でした。
「中庸」と「調和」という理念は、私自身がさまざまな経験や学びを通して、身をもって気づかされてきたものの集大成です。
人生は、確かに勝負の連続です。
しかし、勝ち負けだけにこだわる姿勢が、決して美しいものだとは思いません。
とはいえ、負けたくない。
負けるわけにはいかない。
そう思う場面も、人生には確かにあります。
「戦わずして勝つ」という兵法の言葉は、よく知られています。
しかし私は、それ以上に「争わずして勝つ」という言葉を大切にしています。
皆さんにもぜひ、この言葉の意味をそれぞれに考えていただきたいと思います。
そして、葦島で働くということ、葦島での仕事のあり方について、あらためて深く考えるきっかけにしていただければ幸いです。
以上をもちまして、喫茶葦島16周年に寄せる言葉といたします。
店主